和尚のひとりごと№1239「第四願 無有好醜願」
第四願 無有好醜願(むうこうしゅうがん)
設我得佛國中人天形色不同有好醜者不取正覺
せつがとくぶつこくちゅうにんでんぎょうしきふどうこうしゅしゃふしゅしょうがく
たとい我(われ)、仏を得んに、国の中の人天、形色不同にして、好醜あらんば、正覚を取らじ。
【現代語訳】
私が仏となる以上、私の仏国土に住む人々や天人の姿形がまちまちで、美しい・醜いといった差があるようならば、私は、仏となるわけにわいかない。
容貌姿態の美醜による差別がない。
参考文献
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
無量寿経 (注解者 阿満利麿 筑摩書房)